
株式会社omniheal代表の石井洋介が、書籍「わたしの決断物語」の専門家解説に登場しました。
石井は「第5章 こころとからだ」の専門家解説を担当しています。
■ 書籍紹介(Amazonより引用)
2022年に立ち上げたWEBメディア「わたしの決断物語」では、転職・独立・結婚・出産・移住など、500人の人生の決断を掲載。 メディアで紹介している決断物語を編集・再録し、初の書籍化。85人の人生の決断を集めました。 昭和・平成・令和を迷いながら生きる、等身大の大人たちの決断とともに、各章では専門家に解説文を寄稿いただきました。
■ 石井医師による解説:病気や障害を人生の中心にしない生き方
石井は本章の解説にて、自身が16歳で潰瘍性大腸炎と診断され、19歳で大腸を全摘出し人工肛門(ストーマ)を造設した際の深い喪失体験を綴っています。
「大腸も、仕事もない。生きている価値を感じられない」という絶望の淵から、手術を経て病気をアイデンティティとして受け入れ、医師を志すまで。自らの物語を振り返りながら、「自分自身の人生の物語をいかに紡いでいくか」という問いへのヒントを語っています。
■ 医療の役割は「人生を再定義するコーディネーター」へ
現代の医療現場では、身体・心・環境の多角的な側面から患者さんを考える「バイオ・サイコ・ソーシャルモデル」が重要視されています。 医師は単なる治療の主導権を握る存在ではなく、「患者さん自らが人生を再定義できるよう、選択肢と環境を整えるコーディネーター」であるべきだと、石井は話します。
在宅医療においても、日々「決断」を迫られる場面が多くあります。 本書に集められた他人の人生を追体験することは、「自分だったらどうするか」を考え、一歩踏み出すきっかけになるはずです。
迷いながらも前を向こうとする全ての方に、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。