本日は、地域の訪問看護師さんやケアマネジャーさんを対象として、当院で週に1度開催している勉強会の日でした。
本日のテーマは、「認知症VR体験」。引き続き3密を防ぐべく、少人数制で、換気・手洗い・マスク着用の上行いました。
担当は当院看護師の大谷です。
大谷が勤務するシルバーウッド社の「VR認知症」を体験いただき、ケアする側の視点と、ケアされる側の視点の違いを実感していただきました。
スペシャルドリンクには、現在シルバーウッド社が沖縄県・石垣島でも事業を始めていることにちなんでパイナップルジュースをご用意しました。
2本体験いただいたVRのうちの1本は、実際のレビー小体型認知症の当事者である樋口直美さんが監修した作品で、忠実に実際の幻視を再現したVR映像が体験できるものになっています。
初めて体験した当院看護師の坂本も、かなり怖がっていました。
参加者の皆さんには、体験後にどのような体験だったか、どのような気持ちになったかなどを話し合っていただき、関わり方についても考える機会となりました。
また、認知症未来共生ハブが作成した「にんちしょう せかい の あるきかた」や、認知症とリロケーション・ダメージやラポール形成、認知症とACPについてお話し、患者さんの本人視点と多職種の視点を重視している当院の診療方針をお伝えしました。