●在宅医療では珍しい整形外科医
ー分かりやすい説明を心がけています
普段は横浜市内にある総合病院で整形外科医をしています。診療で心がけているのは、患者さんに主体的に治療に臨んでいただけるよう、なるべく分かりやすく説明することです。リハビリの必要性や目的をどれだけご理解いただけているかで、予後の状態は大きく変わるため重要なことです。
ー患者さん個人に合わせた治療内容に
医師は手術や薬の処方はできますが、動きにくさや痛みのある体を実際に動かさなければいけないのは患者さんご自身です。診療で把握した生活状況やご本人の意向を踏まえ、リハビリを担当する理学療法士(PT)や作業療法士(OT)とも密に連携しながら、お一人おひとりに合わせた診療をしたいと思っています。特に、見逃されてきた骨粗しょう症への治療介入や転倒防止は、訪問診療で整形外科医が本領を発揮できる分野だと考えています。お気軽に相談ください。
●Q&A
1.得意分野は?
運動器一般、特に脊椎です。在宅でいえば運動器不安定症、心もとない歩き方をしている方、日常生活で不便を感じている方にはお力になれることがあるかもしれません。また、痛みのコントロールも得意です。
2.おうちの診療所で働き始めて驚いたことは?
IT化が進んでいること。入職書類では1枚も書類を書きませんでした!ZOOMでカンファレンスにリモート参加することができるのも有難いです。
●経歴
横浜市立大学卒。藤沢市民病院で研修後、横浜市立大学の整形外科に入局。様々な急性期病院で整形外科医として働いた後、2021年から家庭との両立のためキャリアチェンジ。現在は横浜の総合病院で整形外科医として勤務する傍ら、おうちの診療所でも非常勤で働く。