●経営視点も持つ創業メンバー
ーおうちの診療所の組織風土の発信地
創業時から医師として診療現場に出ながら、組織設計やオペレーション構築など診療所づくりにも携わっています。麻酔科医や総合診療医として経験を積んだ後、病院経営やヘルスケアビジネスに関わるコンサルティングに従事しており、現在もコンサルタントと医師の二足のわらじを履いています。おうちの診療所では、ITによる効率化も積極的に進めてきました。
ー複雑な家族の問題も任せて
ご自宅での生活を続けながら療養する在宅医療では、家族や連携先などの事情が複雑に絡み合って膠着している問題に出会うことがあります。そのような場合も問題が生じた背景を探り、課題を一つひとつ切り分けていけば解決の道筋が見えてきます。うまくいっていない状況を整理して改善していくプロセスはコンサルティングにも通ずるところがあるかもしれません。
●Q&A
1.診療で心がけていることは?
患者さんの文脈を重視しています。カルテにACPに関わる情報を書き込んだり、今日に至るまでの経緯を関係者に積極的に聞いたりしています。
2.診療所の組織づくりでのこだわりは?
理念に沿うようにすることと、それを実際に関わる人が無理なく運用できるようにすること。1回ですべてがうまくいくことはないので、軌道に乗るまで見直しとアップデートを図ります。
●経歴
広島大学卒。福岡和白病院、東京都立墨東病院に勤務した後、2014年に広島大学病院総合内科・総合診療科助教に就任。経営学も修めており、2016年からは病院経営およびヘルスケアビジネスのコンサルタントとして活躍する。おうちの診療所では創業時から医師として診療する傍ら、CXO職も兼務。
【連載】
「医療経営とDX」
「【DXと医療機関:未来への架け橋】」
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