おむすびをむすぶ診療所~おうちの診療所の福利厚生~(オフィスで野菜導入事例として取材されました)
訪問の合間の昼休みは何かとバタバタして昼食を用意するのが難しい人もいるため、開院当初は診療所で出前を取っていました。ところが、連日の店屋物がスタッフの体重に影響を及ぼしはじめたため、健康的な昼食を取れる方法を検討。ヘルシーな総菜が冷蔵庫に常備され、低価格で購入できる福利厚生サービス「オフィスで野菜」を利用することにしました。

このサービスは副菜が中心となっています。そこで事務チームが、診療班が帰ってくるタイミングに合わせてご飯を炊くことを提案してくれ、炊飯器を購入。まさに「同じ釜の飯を食う」ことになりました。ご飯があるので、診療チームも戻ってすぐに昼休みに入れます。拠点が増えても、全ての拠点で同じスタイルとなっています。
2023年には冷蔵惣菜ではなく冷凍惣菜の「オフィスでごはん」に切り替わり、メニューも充実。毎月変わるメニューから、各拠点の担当者が何を仕入れるか選んでいます。人気のメニューや新メニューなどは会話のきっかけ作りにもなっているようです。低価格で食べられるため、いくつか組み合わせ、オリジナルアレンジを加えて一工夫する人も。惣菜以外にも、ドーナツやスムージー、アイスなど、小腹を満たしてくれるメニューもあります。

昼食時にみんなが揃う日には、各拠点でランチ会が開催されることもあります。暑さで食欲がなくなったスタッフが、食べやすい素麺やサラダをみんなの分まで作っていたところを出発点とし、今ではピザやたこ焼き、手巻き寿司、サンドイッチパーティーなどが企画されるようになりました。リラックスした雰囲気の中で、普段はなかなか話す時間がない人とも意見交換や情報共有をすることで、スタッフ間の連携がスムーズになります。魚を捌いたり、お抹茶を点てたりと、スタッフの特技が披露されることも。お昼に残ったご飯をおむすびにしておいてくれる人もいて、当院が大事にしている「関係の質」が目に見える形で高まっています。
▼OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)導入事例記事
「隙間時間に健康チャージ!在宅医療の現場を支えるOFFICE DE YASAI」(オフィスで野菜)
【おうちの診療所のその他の福利厚生】
- 交通費完全支給(公共交通費利用の場合)
- 社会保障
- 特別休暇(事前手続き必須)
- 昼食補助(白米無料、水・お茶・コーヒー無料、「オフィスでごはん」導入)
- 社内懇親会の費用補助
- ユニフォーム(スクラブ、靴下、靴)貸与
- 医療費自己負担分負担
- スキルアップ補助(学び申請)年間5万円/当院肩書で学会発表する場合の交通費・宿泊費・参加費は全額補助
- こども家庭庁ベビーシッター券(旧内閣府ベビーシッター券)
- ヘルスケアコミュニティSHIPへの参加権
- 感染症公休規定
- ・【週30時間以上勤務、健康保険加入者のみ】健康診断費用負担
- ・【常勤・週5勤務者のみ】祝日相当休日
- ・【常勤のみ】住宅手当
- ・【常勤のみ】引っ越し手当(住宅手当該当者)
- ・【常勤のみ】確定拠出年金(DC)
