Dialogue in the SHIP 2020開催のお知らせ

  1. ニュース

SHIPの人気イベント第2弾が開催決定!
「活動の源泉にあるものは何だろう」
行動に移す前にある、その人自身の価値観や思い。それは、その人が育った環境やこれまでの経験によって形作られた、人それぞれのものです。例えば、同じ様なアプローチの活動をしていても、全く違う思いや価値観から始まっていることもあります。一方で、目に見える活動内容は異なるのに、根幹にある価値観や思いは同じということもあります。

Dialogue in the SHIPは、医療・介護・福祉業界で活躍するゲストの方をお呼びして、その「価値観」に触れる対話を行うイベントです。人の価値観に触れることで、自分を見つめなおす、そんな1日になればうれしいです。
お申し込みはこちらから(※参加費無料・オンライン開催)

【イベント概要】

日時:2020年9月5日(土)13:30~18:30
参加費:無料
会場:オンライン(Zoom使用)
※Peatix経由で、開催時間までにZoomURLをお送りします。
https://dialogue2020.peatix.com/

【タイムテーブル】

13:30~14:00 最初のご挨拶
14:00~15:00 トークセッション①『たべる』(菅原 健介 さん×中村 大輔さん)
15:00~16:00 トークセッション②『はじめる』(中山 俊さん× 園田 正樹さん)
16:00~17:00 トークセッション③『ひらく』(良雪 雅さん×瀬田 宏哉さん)
17:00~18:00 トークセッション④『つらぬく』(石井 洋介×松本 晴樹さん)
18:00~18:30 クロージング
※トークセッション②とトークセッション④の後に、参加者同士で感想を話し合う時間を各15分間設けます。

【トークセッション紹介】

たべる

「食べる」ことに焦点を当てた対談です。在宅(介護施設含む)と医療機関との「食べる」に対する考え方や価値観について、すり合わせをしながら進めます。その中で、お互いの役割について前向きな議論ができればと思います。最終的に、菅原さんがある記事で書かれていた「ほどほどに幸せな暮らし」について、お互いの見解を述べつつ、安心、安全について意見交換できればと思います。

中村大輔●医療法人社団元気会横浜病院
医師・作業療法士・経営企画室。リハビリ職である作業療法士として勤務した後、医学部へ進学し医師免許を取得。救急医として勤務をしていたが、治療を終えた後の療養期間における医療・介護の質が重要と考え転職。療養型病院である医療法人社団元気会横浜病院で医師兼経営企画室メンバーとして勤務している。具体的な活動としては、「プロとしてレベルアップしたい介護士のための身体アセスメントセミナー」などを主催し、介護士教育にも力を入れている。

菅原健介●株式会社ぐるんとびー代表取締役、NPO法人ぐるんとびー理事長、認定NPO法人こまちぷらす理事、湘南大庭地区自治会連合会理事、藤沢市介護保険事業所連絡会副理事長
1979年神奈川県鎌倉市生まれ。中学高校をデンマークで過ごし、学生時代は野宿をしながら各国を放浪。東海大学卒業後、セプテーニで広告業の営業職として勤務。その後、理学療法士に転職。回復期リハビリテーション病院(鶴巻温泉病院)在籍中に東日本大震災が起こる。全国訪問ボランティアナースの会キャンナスの現地コーディネーターとして石巻・気仙沼などで活動。2012年にマンションの一室を使った小規模多機能型居宅介護『絆』開設。要介護者の約6割の介護度が改善する事業所としてメディア等に取り上げられる。2014年に『株式会社ぐるんとびー』を起業し独立。日本初のUR団地のひと部屋を使った小規模多機能型居宅介護『ぐるんとびー駒寄』開設。また、藤沢地域を中心とした多業種・多職種の交流会『湘南きずなの会』『湘南大庭会』などを仲間とともに主催している。

はじめる

医療者として起業をしようとした時に、「今足りないものはなんだんだ?」と世の中の穴を探して起業につながった園田さんと、「こういうものがあったらいいのに」と臨床家の視点からスタートした中山さん。お互いに起点は違うけれど、今に至るまでの話に加え、初期メンバーを集めた時の苦労やプロダクトが出来る前後の苦労等、共通部分も多くありました。そこで、このセッションでは「はじめる」というテーマで、お2人にお話いただきます。

中山俊●アンター株式会社代表取締役
鹿児島県出身。鹿児島大学医学部を卒業後、東京医療センターで初期研修。2016年にアンター株式会社を創業し、実名制の医師同士の相談サービスや診療や勉強に役立つサービスを提供するプラットフォーム「Antaa」を運営。「医療をつなぎ、いのちをつなぐ」をMissionに、医療に関わるあらゆる情報、サービス、機会に境界のない、なめらかな世界を目指している。

園田正樹●コネクテッド・インダストリーズ株式会社代表
1982年 新潟県糸魚川市生まれ。佐賀大学医学部卒。医師12年目。子どもが大好きで、産婦人科医の道を選択。産後うつや虐待に触れ、病気ではなく、生活をいかに変えるかに関心を持つ。「子どもの急な病気で退職」する女性や「病児保育」が使いづらくて困っている友人に出会い、課題解決するために、CI Inc.を設立。現在、病児保育施設とのマッチングサービス「あずかるこちゃん」の開発に注力中。

ひらく

救急医のキャリアから地域医療に出たお2人。三重県松阪市でER型のクリニックを開業した良雪さんと、東京都目黒区でやはりER型でまちの保健室を目指すクリニックを開業した瀬田さんに、キャリアについて考えたこと、開業したことでの苦悩や喜び、大都市と地方都市での違いなどをお話しいただきます。

瀬田宏哉●ロコクリニック中目黒共同代表医師
2008年東海大学医学部卒業、初期研修後に脳神経外科、東京ベイ浦安市川医療センター救急科を経て、小児科・心療内科・家庭医療・在宅医療などを学びながら元上司の嘉村とともに2018年ロコクリニック中目黒を開業。平日9時〜23時、土日14時まで開院し、Primary&Urgent Care Clinicと銘打って日夜診療に当たっている。エネルギーが溢れて止まらない。趣味は裸足、トレイルランニング、アーシング。

良雪雅●いおうじ応急クリニック院長
2011年三重大学卒業。東京、山梨などで総合診療医として勤務の後、救急医療が崩壊しかかっている三重県松阪市の山中市長(当時)より要請を受け、2015年11月に「いおうじ応急クリニック」設立。現在、一次救急として休日夜間に特化したトリアージ診療を行うとともに、救急医療をサポートするという意味合いから在宅医療にも力を入れている。副業は猟師、農家。趣味は宇宙服を作ること。

つらぬく

臨床レイヤーから政策レイヤーに行き問題解決を続けている松本さんと、政策レイヤー経験後臨床・経営レイヤーに戻り問題解決に挑む石さん。それぞれ別のレイヤーを選んでいるお2人ですが、その思いは共通するところも。このセッションでは「つらぬく」というテーマで、現在それぞれのレイヤーで向き合っている問題と上流の目標、さらにその原動力について、お話いただきたいと思います。

松本晴樹●新潟県福祉保健部長
2006年に千葉大医学部卒業後、石巻赤十字病院で初期研修。2008年より湘南鎌倉総合病院ER (1年)後期研修。2009年に厚生労働省へ入省。母子保健(子どもの事故予防、不妊治療)、広報(科学広報・リスコミ)、厚労科研費、診療報酬(深夜手術加算、胃ろう、医薬品等の費用対効果)医療政策(地域医療構想)を担当。2016年からハーバード公衆衛生大学院に留学(医療政策専攻)。公衆衛生学修士を取得。2018年に厚生労働省に戻り、医療政策(地域医療構想、医師偏在対策、医療計画等)を担当し、2020年には厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策本部で医療体制を担当。2020年4月から新潟県に福祉保健部長として出向。

石井洋介●株式会社omniheal代表取締役、医療系コミュニティーSHIP運営代表、秋葉原内科saveクリニック共同代表、医療法人社団ユニメディコ山手台クリニック院長、日本うんこ学会会長
2010年高知大学卒。初期臨床研修中に高知県の臨床研修環境に大きな変化をもたらした「コーチレジ」を立ち上げ、県内の全病院を巻き込んだ研修システムの構築と、コンテンツマーケティング戦略により地域への医師数を1.5倍に増やした(脱「オワコン」研修、歯車は動き始めた)。その後、大腸癌などの知識普及を目的としたスマホゲーム「うんコレ」の開発・監修、「日本うんこ学会」の設立を行う。エンターテイメントファーストな医療情報の発信による健康情報格差の是正の可能性を模索し、デジタルハリウッド大学大学院へ入学。デジタルコンテンツマネジメント修士を取得。横浜市立市民病院 外科・IBD科医師、厚生労働省医系技官を経て現職。著書に『YouTubeでみる身体診察』(メジカルビュー社、2015年)、『19歳で人工肛門、偏差値30の僕が医師になって考えたこと』(PHP研究所、2018年)など。現在の連載はヨミドクター(読売新聞)。

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