Healthcare SHIP Social Meeting 2024 ~語り合うひととき。つむぐつながり。~開催のお知らせ

  1. ニュース

「語り合うひととき。つむぐつながり」


2023年に引き続き、2024年もHealthcare SHIP Social Meetingを開催いたします。


昨年は約100名の方にお越しいただき、オンラインではなく、オフラインで語り合う大切さを改めて体感し、そこで広がるつながりに大きな可能性を感じました。今年も、オフラインでしか味わえない「今この瞬間」を楽しむ場を作りたいという思いで、第2回を企画しました。

※お申込みは下記Peatixをご利用ください。
Healthcare SHIP Social Meeting 2024 ~語り合うひととき。つむぐつながり。~


今年のテーマは「語り合うひととき。つむぐつながり」です。

美味しいごはんとお酒、楽しいトークテーマを通じて、参加者同士の対話が花開き、つながりが生まれる。

新しいつながりや、久々の友人との再会、様々なつながりを紡ぐ時間にしていただきたいという思いが込められています。

会場は今年も東京、LOFT9 Shibuya
おだやかな空気が流れる空間の中で、個性豊かな登壇者のトークセッションと一期一会の機会をお楽しみください。


(2023年の様子)

ー ラジオ収録の様な雰囲気の中で生まれる対談者同士の自由な掛け合い ー
ここでしか言えない話、失敗談、ちょっといい話。どんなトークが飛び出すかは当日のお楽しみです。

他のイベントでは聞いたことのない話がきっと聞けるはず。会場内ではお食事や飲み物、お酒も楽しむことができます。

新しいことを知るもよし。明日から使えるヒントを持ち帰るもよし、交流を楽しむもよし。ただ、お酒を飲むもよし。
楽しみ方は人それぞれ。お気軽にお立ち寄りください

【イベント概要】
・日時:2024年8月18日(日) 11:00~16:00(10:30 OPEN)
・会場:LOFT9 Shibuya(東京都渋谷区円山町1−5, Kinohaus, 1F キノハウス)
・定員:100名
・参加費:4,000円(参加費とは別に+1orderが必要です )

【トークセッションゲスト】
●病院広報どうすれば委員会:北裏 真己さん、病院広報バロンデセ(高橋良)さん、町田詩織さん
●組織内への浸透どうしてる?医療機関が行う地域活動の進め方:密山 要用さん、宮地紘樹さん
●人と向き合う組織マネジメント: 鈴木裕介さん、田中利樹さん
●開かれた建築、開かれた福祉とは何か:馬場拓也さん、安宅研太郎さん
●医療政策・公衆衛生で本当に医療の世界を良くできるのか:松本春樹さん、吉村健佑さん


【タイムスケジュール】
10:30      開場
11:00-11:15  イベント説明
11:15-11:55  病院広報どうすれば委員会
12:05-12:45  組織内への浸透どうしてる?医療機関が行う地域活動の進め方
12:55-13:35  人と向き合う組織マネジメント
13:35-13:55  休憩
13:55-14:35  開かれた建築、開かれた福祉とは何か
14:45-15:25  医療政策・公衆衛生で本当に医療の世界を良くできるのか

【トークセッション詳細】
トークセッション➀「病院広報どうすれば委員会」

「あなたの病院に広報担当者はいますか?」。人材採用など、病院をPRしていくことは大事な業務のはずですが、なぜか病院では後回しにされやすい役割でもあります。最近では、病院広報を盛り上げるべく、好事例を紹介する動きがでてきましたが、その多くは綺麗なストーリーが語られることが大半です。一方で、語られている話の裏側には、泥臭い作業や葛藤が多くあります。また、「専任人材を置く人件費の余裕がなく、兼任配置です」という声も多く聞きます。組織サイズによって戦略も変わってくる病院広報。いったいどうすればいいんでしょうか。このセッションでは、病院広報のリアリティに焦点を当て、実際の課題や葛藤について深く議論します。


北裏真己さん

関西大学を卒業後、一般企業に就職したが脱サラ。理学療法士に。数年後、養成校で教鞭をとり、2015年から臨床復帰。リハ病院の採用担当として全国を回り、7年間で約200名の新卒採用に成功。SNS運用やサイト構築など採用マーケが得意。2023年春よりCUCホスピスに入職し、リハ部門の管理や療法士採用に従事。


病院広報バロンデセ/高橋良さん

制作ディレクター、広告広報プランナー。1990年代からウェブサイト制作に従事し、地域・グローバル事業のマーケティングや制作を経て、病院広報の「患者目線のわかりやすさ」「集患に必要な広告・SEO」を中心に企画・制作・運用・改善を横断的に支援し、医療機関100サイト超を運用中。SNSでは「医療機関コンサルタントが言及しない広報」「院内広報担当に知ってほしい情報発信の考え方」を情報提供する。『大阪保険医雑誌』で医療広告、産労総合研究所『看護のチカラ』で看護師採用をテーマに執筆。病院広報バロンデセ X(旧Twitter)


町田詩織さん

製薬会社MR、フリーランスを経て、2013年湘南藤沢徳洲会病院に入職。マーケティング課で広報誌を担当後、責任者としてWeb担当となったことをきっかけに、Webマーケティングの世界へ飛び込む。2021年6月から職員採用を目的に開始したインスタグラムは、フォロワー1万人超を達成。看護師、薬剤師、研修医等の職種採用に成功。病院広報アワード2023SNS部門最優秀賞受賞。雑誌の執筆、院内外での勉強会講師、メディア施策(情熱大陸)等で幅広く活動中。現在テレビ、メディアで複数の企画を進行中。

モデレーター:SHIP運営 加納一樹

トークセッション②「組織内への浸透どうしてる?医療機関が行う地域活動の進め方」

孤立や孤独などの社会的な要因が、健康に与える影響が重要視される中、医療福祉関係者による地域・コミュニティの活動が注目されています。特に近年は、病院やクリニックで組織的活動する事例が生まれていますが、「外部からは評判が良いが、新規の取り組みであり、院内の賛同が得られない」「興味がある人はいるが、臨床業務との並行が難しい」などの課題を抱えているケースは少なくありません。今回は、病院やクリニックで地域活動に取り組んでおられる実践者を招き、組織を巻き込んだ地域活動の進め方について考えを深めます。



密山要用さん

総合在宅医療クリニックみの院長/アシスタントプロデューサー、コミュニティドクター。東京と岐阜県美濃市の2拠点生活。

東京で家庭医として研修を積み、コミュニティケアの研究とその担い手育成のための医学教育学を学ぶ。島根県でコミュニティナースのケアのアプローチに衝撃をうけ、自らもまちで屋台活動などを行う。その後、コミュニティドクターフェローシップを運営。2023年から岐阜県に片方の軸足を移し、2024年1月より美濃市で在宅医療とコミュニティケアを中心に置いたケア拠点を立ち上げる。岐阜でアウトドアに目覚めたいと思っているが踏み出せないでいる。


宮地紘樹さん


掛川東病院院長、コミュニティドクター、東京と静岡県掛川市との2拠点生活者。

地域医療過疎地の掛川市において、訪問診療、地域包括ケア病棟の立ち上げを実施。ソーシャルキャピタルを活用したコミュニテイケアの実現に向け、行政や地元企業と型破りなプロジェクトを立て続けに成功させる。またこれから高齢化を迎える海外諸国に、日本で得た知見を共有する活動にも注力する。

モデレーター:SHIP運営 福井彩香


トークセッション③「人と向き合う組織マネジメント」

働き方が多様化した昨今、組織にいる意味を見いだし、モチベーション高く働くには、人と向き合い、対話することが欠かせないといわれる時代になりました。一方、指示命令系統が明確で旧来型のピラミッド組織であることが多い医療機関において、人と向き合い、対話することで良い組織を作っていくことはできるのでしょうか?医療に関わる人の価値観やモチベーションの源泉、組織における対話で人は変容できるのか?を探っていきます。


鈴木裕介さん

秋葉原saveクリニック院長

高知大学医学部卒。卒後は内科臨床の傍ら、高知県の医療広報や若手医療職のメンタルヘルス支援などに従事。2015年からはハイズ(株)に参画、コンサルタントとして医療現場の環境改善に関わる。2018年に「セーブポイント(安心の拠点)」をコンセプトとした秋葉原saveクリニックを開業。トラウマケアを主体に心身を分けない診療を心がける。研修医時代の近親者の自死を契機に、メンタルヘルスをライフワークとし、講演や書籍出版等も行う。主著は『我慢して生きるほど人生は長くない』、『心療内科医が教える本当の休み方』『がんばることをやめられない』など、著者累計30万部。スプラトゥーンが好き


田中利樹さん

ハイズ株式会社 代表取締役社長

東京医科歯科大学大学院卒。商社での勤務を経て、医療マネジメントの世界へ。亀田メディカルセンター、聖路加国際病院において、人事部門、経営企画部門、組織横断的プロジェクトに従事。「医療機関の中の人」として15年のキャリアを経て、2017年より「医療機関の外の人」としての医療経営コンサルタントの道へ。「医療者のための経営サポート」をモットーに診療所から大学病院まで幅広い医療機関の経営支援を寄り添って行う傍ら、医療経営、医療政策に関する講義、講演、執筆を行っている。ヤクルトスワローズが好き

モデレーター:SHIP運営 増谷彩


トークセッション④「開かれた建築、開かれた福祉とは何か」

地域に対して閉じてしまいがちな福祉施設。生活の場である以上プライバシーを守ることは大切ですが、地域との関わりを絶ってしまい、福祉を地域の人々から遠ざけてしまうことは避けなければなりません。暮らしを守りながら、地域にひらかれた安心できる場所とは何かを活動の側面と建築の側面から考えていきます。


馬場拓也さん

社会福祉法人愛川舜寿会 理事長 

大学卒業後GAPジャパン、ジョルジオ アルマーニ ジャパンを経て2010年、2代目経営者として現法人に参画。2016年、介護施設の庭を地域開放するプロジェクトを建築家金野千恵と大学生らと協働で実施。2017年、地域の公⺠館を活用した市⺠の語り場「あいかわ暮らすラボ」を創設。2018年、2019年、障がいのあるなしによらず0〜18歳が共に過ごすインクルーシブ教育の認可保育園「カミヤト凸凹保育園plus」を開園。2022年、住宅街の荒廃するスーパーマーケット跡地に地域共生文化拠点「春日台センターセンター」、洗濯代行事業「洗濯文化研究所」をオープン。日本社会事業大学専門職大学院福祉マネジメント研究科修了。

安宅 研太郎さん


建築家/株式会社パトラック代表取締役

東京藝術大学大学院修了後、アタカケンタロウ建築計画事務所を設立(2015年、株式会社パトラックに改組)。+αの空間を持つ在宅医療の診療所「かがやきロッジ」はグッドデザイン金賞、医療福祉建築賞受賞。診療所と大きな台所のあるところ「ほっちのロッヂ」、重症心身障害児・医療的ケア児のための保育/メディカルフィットネス/宿泊を行う「かがやきキャンプ」の設計も手掛けている。また岩手県遠野市で緻密な調査/計画/実践/教育を同時並行的に行う地域再生プロジェクト「遠野オフキャンパス」の企画・運営も行い、現在は江戸期最大の曲り家、重要文化財千葉家住宅の展示・活用プロジェクトが進行中

モデレーター:SHIP運営 大谷匠


トークセッション⑤「医療政策・公衆衛生で本当に医療の世界を良くできるのか」

臨床現場でモヤモヤを感じたときに医療政策やMPHなど公衆衛生をキャリアの選択肢として考える方は多いですが、「知る」と「やる」の間にかなり大きな谷があるジャンルの一つとも言えます。政策やデータの力を使って実際に多くの関係者と合意形成をしながら前に突き進み続けるトップランナーお二人をお招きし、どのように実行しているのかという方法論と、「世界を変える」を達成しようと思うことが自分ごと化出来る人達の価値の源泉を探りたいと思います。



吉村 健佑さん

千葉大学病院 次世代医療構想センター長・特任教授
千葉県医療整備課キャリアコーディネータ

千葉大学医学部卒。東京大学大学院(MPH.)・千葉大学大学院修了(Ph.D)。精神科医・産業医として勤務後、2015年厚生労働省にて医療政策に関わる。2018年千葉大学病院特任講師・産業医。2019年より現職。2020年よりCOVID-19 対策として千葉県新型コロナ対策本部事務局に参画、また成田空港検疫官として診療支援を行った。専門は医療政策、社会医学、医療情報、精神保健。精神保健指定医・精神科専門医/指導医・労働衛生コンサルタント。著書「医良戦略2040-2040年の医療を生き抜く13の戦略-」(ロギカ書房.2022年)



松本春樹さん

※プロフィール準備中

モデレーター:SHIP運営 石井洋介


ーーーーーーーーーーーーーーー
お申込みは下記Peatixをご利用ください。
Healthcare SHIP Social Meeting 2024 ~語り合うひととき。つむぐつながり。~

関連記事

Healthcare Venture KNOT 2020開催…

今年も「Healthcare Ventures Knot 2020」が開催決定!同イベントは、ベンチャーの意欲と現場(医療・介護福祉職)の思いをマッチングすること、医療…

SHIP AWARD 2021結果発表

SHIPは、ヘルスケアに関心を持つメンバーが広く集まる創造型コミュニティです。ネット上で集まるオンライン、リアルの場に集まるオフラインの両方でメンバーがコミュニケーション…

SHIPがリニューアルします!

 みなさま、いつもSHIPへの積極的なご参加ありがとうございます。SHIP運営代表のいしいちゃんです。 今回は、2020年3月末に東京都の補助金期間が満了することに伴…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。