株式会社omniheal(本社:東京都中野区、代表取締役社長:石井 洋介)は、ゲーミフィケーション事業を展開する株式会社セガ エックスディー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 執行役員 CEO:谷 英高、以下 セガXD)、株式会社ホスピタリティ・ワン(本社:東京都港区、代表取締役:高丸 慶)と 3 社共同で、介護・福祉エンタテインメント事業の実証実験を開始することをお知らせいたします。
介護や福祉支援のニーズは年々増加する傾向にあります。介護・福祉サービスの利用者の尊厳を保持しつつ、楽しく暮らすためのサポートが、益々必要とされています。一方で、介護・福祉施設運営は人材不足が続いており、全体で見ると 2025 年度までに毎年 5 万人規模で介護職人材が不足すると予想されています。
私たちは施設利用者の皆様に、更に良い施設体験価値の向上をめざし、介護・福祉業界へエンタテインメントの力で貢献したいと考えております。今後の施設運営は、より一層の効率化と共に、施設利用者の QOL 向上の両立を実現する必要があります。
そこで、医療 × クリエイティブを標榜する omniheal の石井 洋介氏と、一般社団法人訪問看護支援協会代表理事であり、介護福祉業界で 20 年以上活躍される高丸 慶氏の経営するホスピタリティ・ワンと 3 社共同で実証実験を行います。■ 介護エンタテインメント事業について
ゲーミフィケーションやエンタテインメントを活用したソリューションを提供するセガ XD は、本実証実験にてグループ会社の IP や人気ゲームタイトルを介護施設、福祉施設でのエンタテインメントの提供を担当しています。
数あるエンタテインメントの中でも“マインドスポーツ※1”と呼ばれるような戦略性を求められるゲームに着目しました。運動が苦手な方や体が不自由な方でも楽しめることから、介護分野では近年注目されており、介護予防や認知症対策などの健康維持や、コミュニティ内での交流の促進を手段として取り入れられています。
セガ エックスディーのプレスリリース
本実証実験は、セガの人気ゲーム『ぷよぷよ e スポーツ』と『セガ NET 麻雀 MJ 』の 2 タイトルをデイサービスに導入し、施設利用者の健康寿命の延伸やフレイル予防※2についての検証を行います。
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株式会社 omniheal 代表取締役 石井洋介のコメント
僕自身が高校生の頃に病気で学校に通えず、思うように日常を送ることが出来なかった時、ゲームやエンタテインメントの世界に没入している時間だけは、自分らしく生きている感覚を持つことが出来ました。病気や障害で日常が思うように送れなくなった時にも、ゲームやエンタテインメントの力を利用して楽しく日常を取り戻し、社会との接点も持てるような世界線が来る日にずっと夢を持っていました。
今回は GEMStartup Tokyo の支援の下で、セガXD 様、ホスピタリティ・ワン様と夢だった世界線を、持続可能なものへ挑戦する機会をもらえてとてもワクワクしています。