心理的安全性・関係の質研修

心理的安全性を高め、チームが変わる~組織の「関係の質」を見直す、実践型ワークショップ~

あなたの組織に「言いたいけど言えない空気」はありませんか?

意見が交わされず、会議が静かに終わる。指示を待つ人が増える。「自分の仕事じゃないから誰かがやるだろう」「自分ばかりが仕事をしている」と他責的な雰囲気が蔓延していないでしょうか。それは、目の前の「結果」にとらわれ、「関係の質」が低下していることに原因があるかもしれません。

私たちの研修では、心理的安全性と関係の質に着目し、ワークショップや対話型セッションを通じて「誰でも意見を出すことができ、助け合いが自然に起こるチーム」を育てます。

✔こんなお悩みありませんか?

・新しいメンバーが遠慮して発言できない

・会議で本音が出ない、改善提案が出にくい

・ミスを報告しづらく、責任の押しつけ合いになる

・組織が拡大したが、連携が取りづらくなった

・ヒエラルキー型組織となり職種間に壁がある

◆「関係の質」とは

「関係の質」とは、MIT組織学習センター共同創始者のダニエル・キム氏によって提唱された「成功の循環」モデル(図)の中に出てくる言葉です。

「成功の循環」モデル

MIT組織学習センター共同創始者のダニエル・キム氏提唱「成功の循環」モデル

良い関係の質がもたらすメリット

周囲との関わり方やコミュニケーションといった「関係の質」が高くなると、自然と考え方も前向きになり、目的意識が高まって「思考の質」が向上。それが人々の積極性や主体性といった「行動の質」を高め、成果が生まれて「結果の質」が向上。すると、関係の質はますます高くなる、といった好循環が生まれるとしています。

反対に、関係の質が低下していると、受け身や指示待ちの人が増えて他責的になり、思考や行動の質が低下して、結果の質も低下する悪循環に陥るとしています。

「結果の質」を重視した目標を設定した場合
「結果に結び付かない業務はやりたくない」「私はみんながやりたがらない業務もこんなにやっているのに、あの人は美味しい業務ばかりしている」とギスギスした思考になり、結果に直結しない業務は極力避けるなど行動の質が低下。最終的に、成果(結果の質)も伸び悩む

「関係の質」を重視した目標を設定した場合
関係の質を高めるために「困っている人はいないか」「もっと業務をよくするにはどうしたらいいか」といった思考が進み、困っている人を助けたり、業務の効率化を進めるための意見を率直に出し合うことで、成果(結果の質)も改善する

◆心理的安全性とは

組織行動学の専門家として知られるエイミー・C・エドモンドソンが1999年に提唱した心理学用語で、「チームの他のメンバーが自分の発言を拒絶したり、罰したりしないと確信できる状態」と定義されています。チームのために行動したときに罰を受ける不安やリスクがあれば、心理的安全性が高い職場とは言えません。誰もが安心して意見を出したり行動でき、分からないことがあれば臆せず質問したり助けを求めることができて、生産的でよい仕事をすることに力を注げる職場が「心理的安全性が高い」と言えます。心理的安全性の高さは、良い関係の質のためにも欠かせない要素です。心理的安全性を測定する7つの指標により、定量的に分析することも可能です。

心理的安全性を作る4つの因子

心理的安全性を作る4つの因子(出典:石井僚介「心理的安全性の作り方」[2020年、日本能率協会マネジメントセンター社])

✔私たちの研修で実現できること

・心理的安全性の土台を理解し、行動につなげる

・「対話のスキル」を身につけ、実践する

・多職種・多世代のチームで信頼を築く習慣をつくる

・ミッション・ビジョンと価値観を共有し、組織文化に浸透させる

・心理的安全性指標を定期的に計測し向上策を検討する

✔研修・ワークショップの内容(例)

・心理的安全性の4因子を体感するワーク

・チームの「話しにくさ」の構造を可視化

・助け合いと信頼を育てる実践トレーニング

・組織のビジョンと行動指針を考える対話型セッション

✔対象

・医療機関(病院・診療所・歯科医院など)

・介護・福祉事業所

・中小企業・ベンチャー企業

・チームビルディングを重視する組織全般

・管理職・リーダー職

【開催実績】

※あくまで開催の例であり、どのような研修・ワークショップを行うかは組織の規模や課題についてヒアリングの上決定します

●1Day研修

理念浸透・組織方針提示・組織課題を自分ごと化していくための1日研修を開催しました。

行動指針作成を目指したワークショップ(2021年10月31日)
心理的安全性を体感するワークショップ(2022年4月3日)
・自分と組織の価値観に気づくワークショップ(2022年10月16日)
・話されてないことに耳を傾ける対話の時間(2023年4月1日)
・理想の組織の言語化を目指すワークショップ(2023年10月30日)
・働きがいに気づくワークショップ(2024年4月30日)
・看取られる体験をする死生観ワークショップ(2024年10月28日)
・組織文化と職員同士を知るカルチャークイズ(2025年4月28日)

在宅医療を実施する医療機関で、普段は話さない自らの死生観を語るワークショップ。自らの価値観に直結するセンシティブなテーマを扱うため、1日かけて解きほぐし、最後にろうそくの灯りの下それぞれの死生観について語った

パッケージ研修(2時間)

職員の関係性向上、相互理解の促進、対話に注力したワークショップを開催しました。

・コンセンサスゲーム(合意形成)
・「職種」を超えた「自分」の紹介文作成ワークショップ
・課題抽出のためのワークショップ
など

●プロジェクト研修(3カ月)

現在の職場が抱える課題を解決するチームをスタッフ内で結成し、定期的なミーティングやワークショップをへて提案の形にまとめました。

・業務改善のための協働プロジェクト
など

お悩みの内容や規模、業態に合わせて適した研修・ワークショップをご提案します。まずは下記からお問合せください。

お問合せ

【事例】医療法人社団おうちの診療所

複合的な施策&「心理的安全性7つの指標」を定期的に測定

医療法人社団おうちの診療所は、在宅医療を主とする診療所グループです。人生の最期をどう過ごすのか、患者の意思決定を、医療者の専門知識を生かして支援していく上で必要と考えたのが、職種間に壁がなく、なるべく多くの人が患者の価値観や支援について意見を出せる環境の確保でした。医療機関は、治療を担う医師をトップとしたヒエラルキー構造になりやすい特徴があります。医師をトップとした構造になってしまえば、看護師が医師に指摘できなかったり、非医療職が医療職に意見することができなくなる懸念がありました。そこで株式会社omnihealの「関係の質・心理的安全性研修」を導入し、関係の質チームを院内に結成。心理的安全性を重視し、フラットに意見交換ができ、頼り頼られる組織を目指してきました。また、生死という繊細なテーマを扱い、人生の最期をどう過ごしたいかを一定の時間内で患者から引き出す在宅医療のスタッフは、心理的安全性が高い状態でコミュニケーションを取り、対話のスキルを高めておく必要もありました。複数施策の結果、対話や発言の心理的な障壁は低い状態が維持され、問題が起きても対話で解決する姿勢が醸成されました。また診療部会では各医療職が職種によらず積極的に発言。業務改善会議でも、医療職、事務職などさまざまな職種から議題が提出されています。結果として、心理的安全性指標の改善、離職率の低下、紹介会社を利用しない常勤医師・看護師の採用率100%などを達成しています。取り組み詳細はこちらのnote記事をご覧ください。

同取り組みは、心理的安全性AWARD 2025において「ゴールドリング」を受賞しました。

「心理的安全性・関係の質研修」を提供する医療法人社団おうちの診療所が「心理的安全性AWARD 2025」にてゴールドリングを受賞