8/11~16まで発熱外来対応をさせてもらっています。こちらをご覧ください。

●当院の在宅医療について

2022年4月に開院した「おうちの診療所 中野」は、2022年7月より複数の医師による診療体制や、24時間365日の連絡体制、往診・お看取りについて報告や実績が認められた「機能強化型在宅療養支援診療所」として指定を受けました。
当院の在宅医療に関する資料は、お問い合わせいただければ送付または持参させていただきます。

おうちの診療所の在宅医療について(リンク)

●在宅医療でできること

【治療】
総合内科をはじめ、外科や精神科など、さまざまな診療科の医師が在籍しています。

●対応疾患
認知症、がん(消化器がん、乳がん、脳腫瘍、舌がん、腎がんなど)、心不全、脳卒中、神経難病、脳性麻痺、精神疾患など、幅広い疾患に対応可能です。

●処置
点滴・静脈注射・皮下注射/予防接種/インスリン・自己血糖測定/在宅酸素療法/在宅人工呼吸器管理/気管切開カニューレ管理・交換・喀痰吸引/経管栄養 (バンパー型の胃ろうは不可)/中心静脈栄養法(TPN)/尿道・膀胱留置カテーテル/人工肛門/縫合・抜糸/褥瘡のデブリドマンなど形成外科的処置/心臓ペースメーカーの管理/腹水・胸水穿刺・排液/疼痛の管理・麻薬の管理・PCAポンプの管理/免疫抑制剤治療/腎ろう・膀胱ろう/ドレナージュチューブの管理/抗がん剤治療/RCC輸血/透析など

【検査】
血液検査、尿検査、便検査、心電図検査、超音波(エコー)検査など

※小児在宅医療は現在行っておりません。

● 診療時間

月~金 9:00~18:00(※訪問診療で医師が不在の時間が多いため、外来は予約必須です)
休診:土、日
※在宅医療の患者さま、ご家族さまからのご連絡・往診は24時間対応いたします。いつでもお問い合わせください。

●常勤医師紹介

※名前をクリックいただくと医師の紹介ページが表示されます

石井洋介 (院長)

● TEL

03-5942-7062

● ACCESS

〒165-0026東京都中野区新井1-24-4井上ビル1階


関係の質にこだわる診療所を目指して(院長挨拶)

院長の石井洋介医師。おうちの診療所 中野の地下にあるイベントスペースにて。

 おうちの診療所 中野院長の石井洋介です。2022年4月、おうちの診療所としては2拠点目となる「おうちの診療所 中野」を開院しました。中野院でも、地域から信頼される診療所を運営していきたいと思っています。

 おうちの診療所 目黒は2020年5月、緊急事態宣言の真っ中に開業しました。チームで試行錯誤しながら、「地域の皆様から信頼を得られる診療所とは何か」を考えてきました。僕らが出した結論は、「関係の質にこだわる診療所」でした。

 僕が病院に勤務していた頃は、病院で待っていれば手術や治療を求める患者さんがどんどん来てくれました。しかし在宅医療を始めて、とても恵まれた環境だったと実感しました。訪問しても、場合によっては「医師なんか来なくていい」と門前払いされるようなこともありました。このころから強く感じるようになったのが、「関係の質」の重要性です。

 あるとき、変形性膝関節症の診断がついているけれど、医療介入はずっと拒否しており、閉じこもりのようになっていた方がいました。当院でも最初は診療をさせていただけなかったのですが、定期的に訪ねて会話を続けることでお茶を出してもらえるようになり、お土産をおすそ分けするなどご近所さんのようなお付き合いをする中で、ある日「もう一度外に言ってみたいな」と漏らしてくれるようになりました。その方はそれを機に、膝の注射や痛み止めなど治療介入ができるようになり、リハビリも行ってついに歩けるようになりました。関係の質が高まったことによって診療の質につながった思い出深い症例です。

 「地域との関係の質を深める」という点で、中野院で取り組んだのは、地域の多職種の方と顔の見える関係を作りやすいよう勉強会が開けるイベントスペースを併設したことです。他にも、ケアマネさんや訪問看護師さんが訪問途中にトイレで困るということもお聞きしたので、当院はフリートイレを開放し、地域の医療介護スタッフが休憩してもらえるスポットを作っています。他にも、地域のイベント「中野クリエイティブ祭」を共催し、ステージや展示の企画をしたり、医師会活動をお手伝いさせてもらうなどしてきました。今後も地域との関係の質を高められる活動を行っていきたいと思っています。

 「地域との関係の質が診療とどう関係あるのか」とお感じかもしれません。この課題意識は、僕がおうちの診療所を始める前、在宅医療を勉強し始めたばかりの頃に経験した忘れられないエピソードからきています。その患者さんは、地域のあるお店に定期的に通うことをとても楽しみにしていました。しかしある日、本人としては無意識のうちに商品を無銭飲食してしまったことで警察沙汰となり、このお店への出入りを禁止されてしまいます。その後、出かける先を失ったこの患者さんのADLや認知機能がみるみる低下していく姿を目の当たりにし、衝撃を受けました。この患者さんにとっては、どんな薬を処方するより、ちょっと買い物に行き続けられることのほうがADLや認知機能の維持に重要だったのでした。

 もし、このとき診療所と地域の関係が深まっていて、何らかのトラブルがあったときに警察ではなく医師である僕に連絡がもらえる体制を作れていたら……?あらかじめ地域向けに認知症の方との接し方講座といったイベントを開けていたら……?いきなり警察沙汰になって出入り禁止になる以外に、折衷案が見つかったかもしれません。「地域との関係を高めていくことにこだわろう」と思ったのはこのときからです。

 この「関係の質」というキーワードは、米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究班の「結果の質からではなく、チームの関係の質を高めることから始めることで好循環が生まれ、最終的には結果の質にもつながる」という話を聞いて知りました。当院では患者さんや地域、事業所、チーム内との「関係の質」をとても大切にしています。医師、看護師、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)などの医療専門職はもちろん、事務やドライバーもフラットにコミュニケーションできる関係を大切に、チームづくりをしています。街で当院スタッフをみかけたときは、気軽にお声がけください。

※一緒に働くスタッフも募集中!おうちの診療所の採用サイト「おうちの診療所で働く!」はこちら

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