最近の学術発信~現場の問いを、ひらかれた知へ(2025年~2026年7月) #2026.08.03 2025年から2026年7月まで、おうちの診療所では、症例報告、活動報告、医療の質改善に向けた取り組み、アドバンスド・ケア・プランニング(ACP)の体験学習、データ研究など、さまざまな学術発信を行いました。2025年12月には、附属おうちの研究所を設立し、現場の問いを継続的に研究へ育てる拠点を整えました(在宅医療の現場から国の未来を描く、おうちの研究所の挑戦)。テーマや手法は異なりますが、出発点は日々の診療や地域との関わりで生まれた問いです。この一年余りの活動を、三つの流れから振り返ります。
おうちの診療所流「人事制度」と「福利厚生」〜医療職の「垂直的成長」を支える組織づくり〜 #2026.07.29 当院の人事制度は、条件面だけでなく、「どう生き、どう支えるか」を大切にする医療職としての成長を支援するものになっています。スタッフ個々の「垂直的成長」や「ワクワク」を全力で応援し、仲間と共に正解のない「適応課題」へ挑み続けるための、おうちの診療所流・人事システム(人事制度と福利厚生)をご紹介します。
取材・執筆・学術活動・講演など活動実績リスト(随時更新) #2026.07.13 おうちの診療所では、在宅医療の質向上や「Hospital at Home」の社会実装、そして医療をより身近にするための啓発活動として、学術活動、講演、メディア発信を精力的に行っています。これまでの歩みを時系列でご紹介します。
診療しない時間が、患者さんを支える。おうちの診療所が月曜日を「コミュニケーション特化日」にする理由 #2026.06.29 おうちの診療所では、月曜日に定期の訪問診療を入れていません。 午前中は緊急対応など業務の時間としますが、午後は対面で全員集合する週と、遠隔で目黒院と中野院をつなぐ週を交互に繰り返し、スタッフの「コミュニケーション特化日」としています。両拠点の全スタッフが一堂に会するこの時間は、私たちにとって診療同様、大切な時間です。なぜ、あえて診療の時間を削ってまで、全員で集まるのか。その裏側にある私たちの想いを紹介します。
新時代のホスピタルアットホームを築く~バイオメディカルの裏付けと、答えのない「適応課題」への挑戦~ 【おうちの診療所の存在意義】石井洋介 #2026.06.09 超高齢社会を迎えた日本。これからは、私たちが当たり前だと思ってきた「病院完結型」の医療モデルを維持することが難しくなっていきます。私たち「おうちの診療所」が目指すのは、急性期治療から看取りまでを自宅で完結できるインフラを地域に実装すること。病気や障害があっても、住み慣れた場所で、社会とのつながりや「その人らしさ」を失わずに過ごせる仕組みを現場から作り上げています。医療には、客観的なデータや標準化を追求する「サイエンス」と、一人ひとりの人生の物語に寄り添う「アート」の両輪が必要です。誰もが孤独にならず、最期まで自分自身の人生を生ききることができる社会へ。私たちには、これからの医療のあり方に挑戦します。
在宅医療の現場から国の未来を描く、おうちの研究所の挑戦 #2026.05.25 当法人は、2025年12月に「医療法人社団おうちの診療所附属おうちの研究所」(以下、おうちの研究所)を設立しました。在宅医療の現場で抱いた問いを、日本の医療政策を動かす「エビデンス」へと昇華させる。診療所で得られた収益を未来に再投資し、現場と行政をつなぐ「翻訳者」としての役割を担います。 研究所を設立することで、「現場発の知」を大切にしながら、臨床を諦めずに研究を形にできる伴走体制を構築。おうちの研究所は、2040年の医療を先導する「勇者」を育てる場所を目指します。