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大腿骨近位部骨折は、高齢者に多く見られる重大な骨折の一つで、特に骨粗しょう症の患者においてリスクが高まります。

大腿骨近位部骨折の基本情報

大腿骨近位部骨折は、大腿骨頚部骨折と転子部骨折、転子下骨折と骨折する部位により名称がいくつかあります。これらの骨折は、高齢者においては特に一般的であり、しばしば骨粗しょう症に関連しています。多くは、手術が必要となる場合が多く、骨折の種類や患者の全体的な健康状態に応じて、固定術や人工骨頭置換術が選択されます。

自宅での大腿骨近位部骨折のリスク管理

大腿骨近位部骨折のリスクを減らすためには、転ばないようにする工夫が鍵となります。家屋内の安全対策には、滑りにくい床材の選択、昼夜通して十分な照明の確保、手すり等の福祉用具の設置などがあります。また、転んでも骨折しにくくする床材であったり、転んだ時の衝撃を和らげるヒッププロテクターなどの製品もあります。その他、定期的な運動による筋力とバランス機能の向上、骨粗しょう症の治療と予防による骨密度の維持も重要です。

大腿骨近位部骨折の治療とリハビリテーション

大腿骨近位部骨折の治療には、手術後の適切な疼痛管理、早期の物理療法とリハビリテーションが含まれます。リハビリテーションの目標は、骨折部位の機能回復と本人の生活自立を促進することです。個別のリハビリテーション計画には、日常生活自立を目標とした筋力強化練習、関節の可動域向上、歩行練習等の日常生活動作練習などが含まれることがあります。

大腿骨近位部骨折とアドバンス・ケア・プランニング(ACP)の関連性

高齢者における大腿骨近位部骨折は、時には本人の生活の質に長期的な影響を及ぼす可能性があります。アドバンス・ケア・プランニングでは、骨折してしまった場合に術後の生活をどのようにしていくかの検討が重要になってきます。自分の家に戻るのか、施設へ入所するのか等の話から、自宅に戻るのであればどのように周囲のサポートを受けて生活を送るのかといった話が重要です。