SHIP AWARD 2021結果発表

  1. ニュース

SHIPは、ヘルスケアに関心を持つメンバーが広く集まる創造型コミュニティです。ネット上で集まるオンライン、リアルの場に集まるオフラインの両方でメンバーがコミュニケーションを取り、ヘルスケア関連の情報交換を行う、学びの場として機能をしています。また、「こういうことをしてみたい」、「一人で行動するのが不安だ」というメンバーの思いを、皆の力でサポートし、コミュニティを通して形にする、仮説検証の場でもあります。SHIPは医療、介護、福祉業界で一番「小さなアクションが生まれる場所」を目指しています。

というわけで、SHIPはオンラインで交流しているSlack上に「#アクション報告チャンネル」があり、自分の活動や取り組んだことを報告し合っています。2021年は、50件ほどの投稿がありました。その中から、メンバーの投票などをへて6つのアワードを選定し、2021年12月18日に渋谷ヒカリエにて表彰式を行いました。各賞をご紹介します。

■Award of Active(永島匡)

匡さんは、訪問看護ステーションの作業療法士として働くだけでなく、地域の移動や外出手段の支援をライフワークとして移動支援ポータルサイト「iconavi」の運営、町田市地域巡回バスくらちゃん号広報など、多岐にわたる活動をされています。

さらにSHIPでは、オンラインでの日々の交流だけでなく、SHIPメンバーが所属する医療機関に参画したり、SHIPメンバーが運営するメディア「リハノワ」でインタビューを受ける(参考:移動で困っている人に選択肢を!歌手から転身した作業療法士|永島匡さん」)など、SHIPというコミュニティをActiveに活用してくれたことから、今回の受賞となりました。

■Award of Creative(浪花 浩和)

浪花さんの娘さんであるリナちゃんは、1歳8カ月で脳腫瘍摘出手術を行った影響で、気管切開をしています。昨年のSHIP夏の自由研究では、医療機器・デザインチームのメンバーで、リナちゃんの日常の困り事を解決するプロジェクトに取り組みました(関連記事:「夏の自由研究」で加速した共創型コミュニティの楽しみ方)。ここで出たアイデアが、SHIPで開催された「3Dプリントゼミ」で実装されています。

また現在は、声を失ったリナちゃんと再び会話することを目指し、東京医科歯科大学摂食嚥下リハビリテーション学分野が研究中の人工喉頭「Voice Retriever」を活用した取り組みに参画。プロジェクトの様子を発信されています(KOTODAMAproject)。そんな浪花さんのCreativeな姿勢にアワードをお贈りしました。

■Award of Collaboration(チームわたしのからだだから[池田裕美枝、荒木智子、船津裕子、北 奈央子、鈴木裕介、後藤 美賀子])

京都大学SRHRライトユニットの産婦人科医の裕美枝さんが中心となって、2021年7月11日に開催された世界人口デーイベント「わたしのからだだから ~ #からだの自己決定権って何?~」。1000人以上が申し込んだ大規模イベントとなりました。もともとNPO法人 女性医療ネットワークにも所属しているSHIPメンバーの他にも、裕美枝さんがSHIP内で声をかけたメンバーも含め6人のcollaborationが実現しました。

今後もSHIP内でのつながりを通じ、新たな取り組みが産まれていくことを期待して、皆さんへcollaborationのアワードをお贈りしました。

■Award of Social Impact(眞榮 和紘・中川 征士)

いまだ予断を許さない状況にある新型コロナウイルスの流行。医療機関のキャパシティは限界を超え、自宅療養者が増えていく中、 いち早く「地域医療の視点」で診る「地域療養の神奈川モデル」策定の中心にいたのが訪問看護ステーションの運営会社に所属するお2人でした(参考:地域療養の神奈川モデル)。

SHIP内で最も大きな社会的インパクトを生み出したお2人に敬意を表すると共に、Social Impactのアワードをお贈りします。

■Award of Flag(鈴木 怜那)

SHIPのテーマである「旗を立てる。」は、肩書きだけにとどまらないその人の「強み」を、コミュニティ内での交流を通して気付いたり見出すことを目指したものです。薬剤師の怜那さんは、薬局を「ただ薬をもらうだけの場所にするのではなく、もっと使い倒してもらう」ことを目指し、薬局で健康カフェや、性感染症や避妊について学ぶ「あらかわ生理部」。更年期について学ぶ「あらかわゆらぎ部」などを開催。女性ヘルスケア、性教育という旗の立った薬剤師として、SHIP内でもアクションの多さで存在感を放っています。一歩踏み出した怜那さんに、称賛を込めてFlagのアワードをお贈りします。

■Award of Leap(中山 祐次郎)

外科医として多忙な日々を送りながら、小説家としての活動も続ける祐次郎さん。今年は著作「泣くな研修医」がドラマ化。

特にSHIPとしては、ライフスタイルに合わせて葛藤しながら新天地に羽ばたいたその聖なる一歩を称えて、Leapのアワードをお贈りします。

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